2016年5月1日日曜日

八十八夜も過ぎ

すっかり初夏ですね。※夏も近付く八十八夜は昨日でした。
昨日ほど風も強くはなく、好天に恵まれましたが、日差しが強かったです。
そんな中、本日5月1日(日)は、佐土原西運動広場にて佐土原町域の大会「佐土原春季町大会」が行われました。
その結果をBクラス、Aクラスの順にどうぞ!


【Bクラス】

〔一試合目〕

○広瀬西 29-1 ●広瀬北

点数の間違いではありません。
記録していた者の話では、広瀬西ソフトボールスポーツ少年団さんの記録員さんと確認したとのこと。
簡単に言うと経験の差です。
五年生は出場せず、四年生は交代出場、入団半年未満の団員が数名。
一点取っただけでも拍手だと思います。
初回から失策やルールの確認不足が続きました。タッチプレーの状況についてルールをしっかり覚える以外ないですね。
フライの捕球は練習するしかありません。それと心の準備でしょうか。
唯一、入った点数は一回裏。
先頭打者が出塁→盗塁→内野ゴロ→右方向へのゴロと、割と基本に忠実な取り方ではありました。
守備練習、バッティング練習が大事だということが分かってくれたらそれだけで良いと思います。

〔二試合目〕

○那珂 8-4 ●広瀬北

気合が入ったのか、今度はしっかりソフトボールの試合でした。出場メンバーは第一試合とあまり変わりはなかったのですが。
三回まで投げた投手はなんと9奪三振。内5振り逃げ(失敗含む)ではありますが、それだけ空振りさせているのです。
ボールカバーに走る外野の動きも見られました。
初回、ショートがライナーを余裕を感じられるノーバウンド捕球。
四回表、セカンドがゴロを捕球し、落ち着いてファーストに投げました。それが二回も。しっかり練習している証拠ですね。
続いて攻撃。
一回裏、ライトへ良い当たりが出ましたが少しだけ間に合いませんでした。
二回裏、痛い出塁が三度も。
先頭打者が出塁→盗塁→隙を突いた走塁で得点しました。続いた打者も同じような得点。走り方を知っているだけで全然違いますね。
三回裏、出塁→進塁→進塁→四番打者の二塁打。この打者はこの後の満塁時にも素晴らしい走塁を見せてくれました。
この回、最後の打者は将来に期待できそうな見事な振りでした。

うん。
皆、すごく頑張った試合でした。
Bクラスの試合自体になかなか出る機会がなかったためか、結果としては負けたのに「面白かった」と笑顔だったことが印象的でした。
ルールを覚えて勝てるようになるともっと面白くなるので、しっかり練習してくださいね。


【Aクラス】
〔一試合目〕

○那珂 7-0 ●広瀬北

初回、先頭打者から守備の乱れがあり、なかなか悪い雰囲気を断ち切ることができませんでした。
初回などの立ち上がり段階でのミス、日頃動きの良い選手のミス、基本的な動作の失敗、四球(死球)、後逸、暴投は当人だけではなく、チーム全体のリズムを崩しやすいのですよね。(経験者:談)
練習と違って、試合は一つの動作が終わって一区切りではないので、テンポ良く次の動作に移らないと悪い意味でのリズムができてしまい、日頃からではありえないようなミスも起きます。
自分たちで仕切り直す方法を考えてみてください。
それでも、二回表にショート、レフトがそれぞれ難しい当たりをノーバウンド捕球。
四回表に難しいバウンドの打球をショートがしっかり捕球してアウトにするなど、良い動きもありました。
守備のリズムは攻撃にも響きます。
一回裏、ノーアウト満塁jの大チャンスに鋭いライナー性の当たり。勘のよい方なら何が起きたか分かることでしょう。
ノーバウンド捕球→飛び出した走者もアウトの典型的な併殺でした。
二回裏、センター方向へ良い当たりが出ましたが、相手のセンターがお上手でした。ノーバウンド捕球。
三回裏、先頭打者が出塁→バントで進め→内野飛球。
1アウト一、二塁でショートゴロ→サードに投げてフォースアウト(封殺)。
その後2アウト満塁でも点数に繋がらず。
四回裏、1アウト満塁の大チャンスでセカンドゴロ→ホームでフォースアウト(封殺)。続く打者も打ち上げてゲームセット。

・・・満塁や走者三塁時に大きな当たりはいらないのです。
基本的で綺麗な水平スイングよりも、やや不恰好なダウンスイング(振り下ろし)気味で高くバウンドさせる方がソフトボールでは点数になりやすいと思います。

〔二試合目〕

●広瀬 2-4 ○広瀬北

前の試合の雰囲気を引きずったままだったらどうしようかと不安だったこの試合。
初回、先頭打者が左中間に放ちましたがレフトがノーバウンド捕球しました。
そこで投手がリズムに乗ったのか、三回までは野手選択はあるものの、ノーヒット(5奪三振)でした。
四回表、守備が乱れて2点を奪われました。
五回表、出塁した走者が盗塁しましたが、捕手の好送球で刺しました。
六回表、ショートゴロ、ショートゴロ、ショートフライとショートが頑張りました。心構えがしっかりできていたのでしょうね。
続いて攻撃。
一回裏、出塁した走者が盗塁し、隙を突いた走塁で先取点。
三回裏、ノーアウト満塁の大チャンスに・・・ホームでのフォースアウト(封殺)が続き、良い当たりもピッチャーライナーに。点数にはなりませんでした。
四回裏、センターへの当たり→送りバント→内野への打球で三塁まで走者が進みましたが、ライトへの飛球に。
五回裏、何か吹っ切れたのか打線がようやく繋がり、三点を追加して逆転しました。

・・・満塁や走者三塁時に大きな当たりは(以下略)。

5チームのうち、一勝一敗が3チーム。
優勝は二勝したチームですが、二位以降も決める町大会です。
つまり・・・・・・・・・・・・・。

〔判定戦(その1)〕

●広瀬西 0-1X ○広瀬北

お馴染みノーアウト走者二塁。点数を入れやすい状況設定された判定戦です。
基本が大事。送りバントで1アウト走者三塁。続く打者にセンターへ打たれましたが、センターがしっかりノーバウンド捕球。
これで投手が楽になったのでしょう。次打者を内野ゴロに打ち取りました。
そして、その裏。
走者を内野ゴロで三塁へ進め、続く打者がセンター返ししてくれました。


〔判定戦(その2)〕

●広瀬北 1-2X ○広瀬

一回目表、2アウト走者二塁から主将が打ち、走者を還しました。そして、二盗、三盗を決め、走者三塁に。残念ながら、二点目は取れませんでした。
その裏、投手の奮闘により2アウト走者三塁としましたが、守備の乱れにより同点に。
そして、二回目表。
走者を内野ゴロで三塁に進め、続く打者が鋭いライナーを打ちました。ノーバウンド捕球、走者戻れず・・・無得点。
二回目裏・・・、ノーアウト走者二、三塁。内野に転がり、牽制なしでファーストに。その間、走者はホームへ走り試合終了。

・・・満塁や走者三塁時に(以下略)。
そして、走者が詰まっていない時は偽投や顔(視線)だけでも牽制が必須です。
仮にファーストに間に合わなくても、走者がホームに行かない限り点数にはなりません。
走者なしでも、満塁でも、三回アウトをとれば良いというルールが変わるわけではないというのは、今日だけでも分かっていることだと思います。

残念ながら、AクラスもBクラスも力及ばず(どちらも三位)でした。
悪いところばかりではなかったので、それぞれ反省し、課題と目標を持って次回以降に繋げることができればと願います。

今日の敗因を、昨日の疲れ(90分三試合)を一番の理由にしてしまうと、5月7日(土)、8日(日)の「第30回全日本・第18回西日本大会(県予選)」が高千穂総合運動公園を勝ち進むというのが難しいことになってしまいます。
どんな試合展開でも勝ちは勝ち、負けは負けです。
気持ちの切り替え方を覚え、悪い雰囲気に引きずられず、良い調子に乗れるよう日頃から意識してくださいね。

簡単な気持ちの切り替え方は「かけ声」です。
褒められると嬉しい、励まされると頑張りたくなるというのは皆同じだと思います。
そして、失敗を強い口調で責められると大人でも多少なりともへこんでしまうことも忘れないでください。
対等な立場(同じ選手たち)なら尚更です。
「どんまい!」「気にするな!」「次はいける!」「大丈夫!」「任せろ!」「お前ならできる!」「今度は取れる(打てる)」など気持ちを盛り上げる言葉はいろいろとあります。
「落ち着け」、「力抜け」は当人が一番分かっているのです。
声の掛け方を練習の時に独自研究し、試合での他チームを参考にするなど、チームや選手にあった声掛けすることが理想ですね。
個人的には、昨日の「小松台スピリッツスポーツ少年団」さんや本日の「那珂ソフトスポーツ少年団」さんたちの声の出し方が勉強になりました。・・・ひろきたソフト応援記録ですよ?

さて、明日はお休みです。
家庭訪問期間中なので、存分に遊べ・・・、ゆっくりお休みできますね。
そして、5月3日(火・祝)は門川海浜公園野球場にて「第1回うみすずめ旗争奪少年ソフトボール大会」が行われます。
この大会でもいろいろ勉強させていただきましょうね。

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