2019年3月29日金曜日

忘れられない試合

数年ほど、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の応援をさせていただきましたが、毎年のように印象強い試合というものがあります。
自分としては好プレー続出で勝った試合を覚えていたいのですが、何故かいざ、思い出そうとすると、悔しい思いが強い負けた試合の方が心に残り続けていたりします。
それは、当事者たちも同様のようで、息子たちに「1点差を追う最終回1アウト走者ニ、三塁でピッチャーライナー、ダブルプレー」、「1点差の判定戦、1アウト走者一塁ライトライナー、ダブルプレー」という言葉で、心当たりがある大会名を叫びながら悶え苦しみます。
他の団員やOBたちはどうなのか、ちょっと気になりますね。

さて、自分にとって忘れられない試合を僭越ながら一つだけあげさせていただくならば、5年前の3月29日、30日に行われた試合です。
自分が知る最初にして最後の小学生ソフトボール全日本大会。
平成26年3月28日(金)~31日(月)に北九州市のひびきコスモス運動場にて開催された「第7回春季全日本小学生男子ソフトボール大会」。
その準々決勝にて広瀬北ソフトボールスポーツ少年団は福岡県代表の「清道クラブジュニア」さんに力及ばず14対0と言う大差で破れました。
当時の地元新聞紙に記されたのはその点数のみ。
それが、試合前から強風だったことも、土砂降りの中、あちこち水溜りがある状況での試合だったことも当然ながら記されていませんでした。
レフトやライトが難しいフライを好キャッチしたことも、
初回にセンター越えの二塁打でバウンド後に柵越えしたことも、
ファーストが滑りながらもファウルボールを落とさなかったことも、
センター返しを打たれても、見事な送球で二塁走者をタッチアウトにしたことも、
投手が何度もボールを交換しながらも踏ん張って投げたことも、
キャッチャーが泥だらけになりながらも必死で捕球し続けたことも、
土砂降りの中、どちらの選手たちもびしょ濡れのまま、13点差でようやく試合が中断し、次の日に二死ニ、三塁からのサスペンデッドゲームとなったことも、
当時の指導者の頭に「棄権」の文字があったことも、
14点差で1アウトから二塁にいた主将がライトゴロでホームに向かって懸命に突っ込んだことも、
ぬかるみに足をとられ互いに転びながらの守備、打撃、走塁、ずぶ濡れになりながらの応援、
観ていた人たち以外が知らない広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の戦いでした。
当時の団員、指導者、保護者たちの心境はいかばかりだったことでしょう。
因みにその後、宮崎でも雨の中の試合は何度かありましたが、ここまでの悪天候で試合を観たのはこれが最初で最後だと付け加えておきます。
全国大会など大きな大会は順延が難しいため、仕方はないと今なら分からなくもないですね。それでも、結局、順延することになるのなら・・・と未だに思う気持ちもあったり。

それから暫く・・・。
その時に涙を飲んだ団員たちの内、6人がその試合会場となった北九州市のひびきコスモス運動場にてその苦い記憶を塗り替えることになりますが、それは余談となるので、詳細は割愛しておきましょう。

閑話休題。
この大差で負けてしまった試合が、当ブログを始めるきっかけとなった試合の一つでもあります。
見ている人間にしか分からない試合というものを痛感した試合でした。
その後も何度か、点数のみしか伝わらない歯がゆさを感じることがあり・・・、このような稚拙な文章を長い間、晒し続けることになしました。
・・・個人的にはどうしてこうなった?と思わなくもないですが、それでもたまにいただけるお言葉に支えられてなんとかここまで来ました。
本当にありがとうございます。

当ブログの更新は、気が変わらなければ後一回で最後となります。
どうぞ最後までお付き合いください。

2019年3月25日月曜日

旅立ちの日に

本日3月25日(月)。宮崎市立小学校の卒業式が行われました。

本日は、ご卒業おめでとうございます!

今年の六年生たちはひむかリーグなどの縁に恵まれ、今までにない様々な経験をすることができたでしょう。
中学校に行ったらそれぞれの道に進むことになりますが、自分を信じて大きな夢に向かって頑張って欲しいと思います。
願わくは、大舞台でそれぞれの晴れ姿を見ることができたら本当に嬉しいことでしょうね。
・・・と、毎年のように願っていたら、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団出身の先輩が夢の大舞台に立つのを見ることができました。
本当に嬉しかったです。

さて、更新が今までになく滞っておりました。
それでも、信じて当ブログにご訪問頂き、まことにありがとうございます。
当ブログは、後少し雑談を更新して終了する予定ですので、今後の広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の試合結果等については、facebookの方でご確認くださいね。

正直、ここまで続くとは思っていませんでした。
支えてくださった皆様、広く温かい心で容認してくださった方々に本当に感謝です!