昨日とは打って変わって

良い天気だった宮崎県日向市のお倉ヶ浜総合公園。
そこで行われた平成27年度宮崎県スポーツ少年団ソフトボール部秋季親善ソフトボール大会決勝トーナメントの広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の結果をどうぞ！

〔決勝Ｔ一回戦〕

△　広瀬北　０－０　△若鷲

抽選により、昨日に引き続きの対戦でした。
初回から１アウト走者一、二塁となりましたが、残念ながらそのチャンスを活かせませんでした。
二回表、２アウトからセンター返し→次打者もセンター前に打ったのですが、走者が一塁だったため二塁でアウトになってしまいました。残念です。
三回表、先頭打者がラインギリギリのセーフティバントで出塁しましたが、これも残念ながら生かすことができませんでした。
四回表、２アウトからツーベースヒット！次打者も痛烈な当たりでしたが、ピッチャーライナーに。でも、あれは反応したピッチャーを褒めるしかないでしょう。
六回表、セーフティバントに見せかけたバスターでライト前ヒット→送りバント→故意四球→レフト前ヒットで１アウト満塁の大チャンス！！続くことができませんでした。
守備編。
投手は三回途中まで５奪三振。三回途中から七回までは９奪三振（振り逃げ成功含む）でした。
一回裏、センターに打たれてしまいましたが、次打者がピッチャーに打ち、落ち着いて二塁で封殺（フォースアウト）にしました。
四回裏、強めの打球をファーストが捕球、自分でアウトにしています。
五回裏、難しい方向に飛んだ打球をショートがノーバウンドで捕球、アウトにしました。
六回裏、ちょっと難しい打球をショートが捕球、難しい送球をファーストが懸命に伸びて捕球、アウトにしました。隠れてしまいやすいけれど好プレーだと思います。
そして、その直後、右中間の難しい位置に高く上がったフライ。接触プレーになりそうでしたが、ライトがしっかりノーバウンドキャッチしてくれました。
七回裏、転がった打球をキャッチャーが素早く掴み、やや逸れ気味の送球をファーストが伸びてキャッチ！キャッチャーの反応の良さ、動きの素早さとともに、ベースから足を離さなかったファーストにも拍手です。

リーグではなく、トーナメントで０対０の引き分け。
つまり・・・・・・・・。

〔決勝Ｔ一回戦（判定戦一回）〕

○　広瀬北　２－１　●若鷲

ノーアウト走者二塁→ラインギリギリの送りバント（良いバントでした）→故意四球→ファースト前バントで一塁送球と同時にスタートで点数を入れました。
三塁走者のスタートダッシュの勢いからスクイズだったのかもしれませんが、少し浮いたためか走者ブレーキ。良い判断だったと思います。
２アウト走者三塁に変わり、この試合で一番当たりが良かった打者の登場。期待に応えたセンター返しで走者を生還させました。
守備は少し乱れて点数を与えてしまいましたが、最後はきっちり三振に討ち取ってゲームセット。
全体的に勉強になった試合だと思います。
総論としては、打ち上げ、ダメ、絶対！
七回までの２１アウトのうち１１回はノーバウンド捕球（当たりの良いライナー含む）によるアウトでした。
チャンスの場面ほど打ち上げてしまうのは力みすぎというヤツなのでしょうね。

〔準々決勝〕

●田野ＳＢ　０－６　○広瀬北

まずは守備から。
初回、先頭打者から狙われましたセーフティバント。ピッチャーが慌てず一塁へ送球。ベースカバーのセカンドもしっかり捕球、アウトにしました。最初から良い反応です。
二回表、２アウト走者三塁のピンチを三振にしました。
四回表、先頭打者が放ったラインに近い打球をライトが滑り込むようにノーバウンドでキャッチ！アウトにしました。ワンバウンドでもおかしくはなかったし、抜けてもおかしくないような打球でした。
五回表、ファーストが捕球、打者にタッチしてアウトに。
六回表、バウンドが変わった難しい打球をショートが走りながら捕球、そのまま流れるようにファーストへ投げ、微妙なタイミングにファーストも懸命に伸びてアウトにしました。どちらの動きも悪ければ、内野安打でしたが、息のあった良いプレーだったと思います。
投手は９奪三振の好投、七回完封でした。
続いて、攻撃。
一回裏、先頭打者が出塁→送りバントで１アウト走者二塁の場面。叩き付けるような当たりが三遊間を抜けてＨＲに。
その後にもう一本、レフト線のＨＲが出ました。
五回裏、２アウト走者二塁からセンターへの当たりが出て走者生還。尚も走者二塁。今度は右中間を抜けるＨＲでした。

〔準決勝〕

●宮崎大塚Ｆ　２－７　○広瀬北

初回からピンチがありました。
守備の乱れから先頭打者が出塁し、２アウト走者三塁に。ピッチャーが見事な投球で三振にしました。
一回裏、ピンチの後にはチャンスです。
２アウトから出塁し、走者三塁になりましたが生かすことができませんでした。残念！
二回表、ピッチャーが凄かった。三者連続三球三振！
三回表、２アウトからレフトへ打たれ、走者三塁のピンチに。次打者に初球から狙われましたがショートが落ち着いて捕球、ファーストへ投げてアウトにしました。内野安打でもおかしくないような打球でした。
三回裏、ピンチの後にはチャンスです。（二回目）
１アウトから外野の頭を越える三塁打！そこで続くことができませんでした。残念！！
０対０の均衡が破られたのは四回表でした。
１アウトからセンターに打たれ、走者一塁に。次打者が初球から綺麗な流し打ち、ジャンプする内野のグローブを掠めて、外野に転がりました。そこで、珍事。そこから三塁へ投げた送球が走者に当たって、逸れてしまい、先制点を許しました。でも、これは仕方がなかった気がします。
しかし、尚も１アウト三塁のピンチをしっかり持ち直したピッチャーが二者連続三振にしました。見事です。
一点を追う四回裏、レフト前の当たりで出塁するも、得点には繋がりませんでした。
五回表、先頭打者が初球から狙われ、良い当たりでしたがセカンドは余裕すら感じるノーバウンド捕球でした。
そして、見た時から絶対取り上げようと思ったのが、難しい方向、バウンドのボールをショートが捕球、くるりと回転してファーストへ投げてアウトにした流れです。打球の方向、タイミングも内野安打になってもおかしくなかったのですが、好プレー集に選ばれるような魅せる動きでした。
そして、このまま終わらないのが我らが広瀬北ソフトボールスポーツ少年団！
五回裏、１アウト走者二塁からセンター前→センター前で一点を返しました。
１アウト走者二、三塁に。強めのバウンドボールがセカンド方向に転がりましたが、走者たちが絶妙な動きで満塁に。
一点を追加し、１アウト二、三塁で強めのバウンドがピッチャーに。三塁走者が良い動きをして、打者もセーフ再び満塁になりました。
そこで期待に応える三番打者。鋭い打球は内野のグローブを弾くように掠めて外野へ転がり、その間に三塁走者は勿論、俊足の二塁走者も生還。
１アウト走者二、三塁で放たれた右中間を破る四番打者のＨＲでさらに点数を追加しました。
六回表に２アウトからレフト線へのソロＨＲを打たれて一点を返されましたが、次打者をきっちり抑えました。
投手は１０奪三振無四球（交代後は２奪三振）でした。

そして、どんな運命の巡り会わせか。
決勝戦の相手はゼビオカップの覇者にして、昨年度のこの大会で先輩たちが決勝戦で対戦したチームでした。

〔決勝戦〕

●檍北ＢＷ　０－６　○広瀬北

一回表、２アウト一、二塁でしたがピッチャーが三振にしました。
四回表、難しい低めのフライをショートがしっかりノーバウンドで捕球、アウトにしてくれました。
七回表、先頭打者に初球を狙われ、ライト線へ打たれてしまいました。しかし、次打者をセカンドが落ち着いてファーストでアウトにし、続いた打者もセカンドがアウトにしました。
そして、２アウト走者三塁でピッチャーがきっちり抑えてくれました。
投手は驚きの１５奪三振！１四球（但し故意四球）でした。
続いて攻撃。
二回表、１アウト満塁のチャンスを生かせませんでした。残念。
四回表、連続内野安打で２アウト満塁のチャンスも残念ながら生かせませんでした。
試合が動いたのは五回裏２アウトからでした。
走者二塁で上がった打球が内野の頭を越えるポテンヒットとなり、２アウトでスタートを切っていた二塁走者が無事生還。
そして、次打者がレフト線へのＨＲを放ちました。
六回裏、先頭打者がレフトへ打ち、ノーアウト一塁で代打。しっかり、期待に応えてくれました。
右中間を抜ける二塁打で俊足の一塁走者は生還。
その後、１アウト二塁→ライトへの安打→四球の満塁となりました。そして、センターへ。
特筆すべきは、打った直後に大きく跳ねた点でしょう。満塁時にふさわしく、見事な叩き付けた打球でした。
その後に外野への犠牲フライで一点を追加しました。

以上の結果から、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団、見事に優勝しました！
それも大会二連覇です！！
おめでとう！！
先輩たちにも胸を張れますね。
次年度の団員たちも負けないよう、これから練習を頑張ってください。

今日の監督の言葉
「早めに得点をする」
「必死にやらねば上手くはならない」
「下を向いてしまうとボールが取れなくなってしまう」
「相手より、誰よりも負けない気持ちを持つ」
「上手くいかなくても心を切り替えられるようにする」
「残りわずかとなった大会も優勝を狙っていこう！」

明日の練習はお休みです。
移動の疲れもあることでしょう。
ゆっくりお休みくださいね。