2015年6月19日金曜日

ベースボールの日

本日、6月19日はそんな名前の記念日です。
1846年に公式の記録に残る史上初の野球の試合がニュージャージー州にて現在のルールに近い形で行われたらしいですよ。
・・・ソフトボール記念日はないのでしょうか?

今日は、五年生以上(一部四年生)の練習でした。
九州大会県予選まで約一週間。
天候により、思うように練習ができない日が続いています。
だからこそ、貴重な練習時間を大切にしてくださいね。

今日の総合コーチの言葉
「エラーをした方が負ける」
「緊張感を持って練習、試合に臨め」
「行動で示すこと」
「集中してボールを見る」

以下、久し振りの(?)個人的見解を多く含んだ雑談。

エラーをした方が負ける・・・これは、プロ野球の試合でも起こる話ですね。
どんなに上手いチームでも、一試合中に信じられないようなエラーが何度も続いてしまうこともあります。
個人的な考えですが、それは練習量が足りないとか、集中できていないとかではないと思っています。誰よりも練習している人たちが集まるプロ野球選手や大リーグ選手でもやらかす時はやらかしてしまうのですから。
特に実力が近いチームの対戦では、緊張が続く試合になることが多いのは試合を観に来ている方々はご存知のことでしょう。胃が痛くなる試合展開もよくある話です。
緊張というのは張り詰めた分だけ、ちょっとの刺激で糸のように切れてしまいます。
自分も経験があるのですが、集中していた時ほど、ふとしたことで途切れてしまった流れを(集中力や緊張感を含めて)元の状態に戻すのは簡単なことではないと思います。
こんな状況や状態は、大人でも起こりうる話なので、小学生にあってもおかしくないことでしょう。
ずるずるいってしまいそうな悪い流れを断ち切るのは、気分を一新させる何かです。
分かりやすいのは空気を変えるプレイ。
攻撃時なら痛烈な当たりを放つ、セーフティバントなど技術が必要なものを成功させる、ファウルで粘って出塁するなどですね。
守備なら、難しい打球を内野で止める、外野からの好送球、俗に言う好プレーと呼ばれるものが出れば、結果としてアウトにできなくても空気は変わります。
投手が三振に打ち取ったり、捕手が牽制成功や盗塁阻止するなどアウトにできればかなり盛り上がりますが、できるだけ多くの選手が絡む連係プレイの方が皆で悪い空気を吹き飛ばすことができる気がします。
ただ・・・・・・・、エラーは同じ選手が続けてしまうこともよくある話ですね。
途切れてしまった集中力を再び立て直しきる前に、次の動きを求められてしまった時に起こる事態です。
はい、経験があります。(二回連続失策、それがどちらも適時打になり二点差で負けた先輩たちの引退試合は今でも忘れません)
加えて、空気を変えるプレーというのは誰もが狙っているのに簡単にできるわけではないので、エラーをした選手以外もなんとか状況を打破しようと焦ってしまい、次のエラーを引き起こす状況もよく見る光景です。
そんな負の連鎖を断ち切ることができるのは・・・・・・・・・・・「声」です。
ベンチや場外で試合観戦している保護者たちの声ではありません。
失敗した人間が自分自身で気合を入れなおす(集中し直す)ための声であったり、悪くなりそうな空気をかき消すための選手同士の励ましの声「Don't mind(気にするな)」だったり、相手に流れを渡さないための威嚇である声だったりと、気分を上昇させるために出せる声はいっぱいあると思います。

たかが声、されど声。
人類にとって発声とは、産まれる時にしなければ生きることも難しいぐらい大事なことです。
軽視しないで、声のかけ方や出し方を含めた練習を心がけてくださいね。
気分転換のために大きな発声するのはいろいろな部分で役に立ちますよ。

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