2018年1月7日日曜日

ドリームチーム

広瀬北ソフトボールスポーツ少年団に関わって数年。何度か「ドリームチーム」という言葉を耳にしたことがありました。
スポーツでは特別に優れた選手や花形選手を集めて結成されるチームを指しているこの言葉。
小学生ソフトボールチームにある程度関わった保護者は一度くらいは宮崎市内、あるいは宮崎県内での「ドリームチーム」、一般的には選抜チームと呼ばれるものを夢想したことがあるのではないでしょうか。
それが、今日1月7日(日)に大淀川市民緑地運動施設田吉コートにて行われた「第16回九州小学生ソフトボール宮崎大会」に佐土原町域限定選手たちではありますが、合同チームとして実現しました。
その結果を・・・・・・の前に、まずは当ブログの本来の目的である広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の結果を点数のみどうぞ!

〔一試合目〕
●広瀬北 0-13 ◯熊本D

〔二試合目〕
●広瀬北 0-3 ◯福岡西SS

今大会は五年生以下の団員たちのみの出場となりました。
同じ時間帯に試合をしていた関係で、自分は残念ながら見ることができなかったのですが、観戦していた保護者や記録者の話では捕球ミス、送球ミスを含めた守備の乱れが多かったそうです。
それはまだまだ練習の余地があるということ。
試合の流れをある程度分かっている五年生だけではなく、四年生以下の団員たちも頑張って欲しいと心底願います。

広瀬北ソフトボールスポーツ少年団は二敗した時点で予選敗退が確定してしまいました。
その後、ヤマトソフトさんと練習試合をさせていただきましたが、点数を取ったり取られたりの試合だったようです。

そして、今大会会場で謎チームと言われていた「Day Light」。※組合せ表には所属県も記載がなく、合同チームとも明記されていなかったため。
その正体は冒頭にて触れた佐土原町域「広瀬西ソフトボールスポーツ少年団」さん、「那珂ソフトスポーツ少年団」さん、そして「広瀬北ソフトボールスポーツ少年団」の3チームによるドリームチーム!
煌めく日の光の如く現れた夢のようなチームの戦いぶりの数々をどうぞ!




〔第一試合〕

◯DL 2-0 ●田崎(鹿児島県)

<一回裏>
1アウト走者なしから四球出塁→盗塁→進塁などで2アウト走者三塁となりましたが、ピッチャーゴロに打ち取りました。
<二回裏>
2アウト走者なし。
内野ゴロを捕球し、送球が高めに逸れましたがファーストが飛び付いて捕球しました。
結果としてセーフではありますが、一塁ベースから離れなければ二塁まで進塁されていた可能性が高かったと思われます。
<三回裏>
先頭打者を四球出塁。
次打者を三振とした直後に捕手後逸。その間に三塁まで進塁されてしまいました。
1アウト走者三塁のピンチ!
後続の打者を連続三振としました。
<三塁までが遠い四回表>
先頭打者が良い当たりでしたが、相手サードがかなりお上手でした。・・・今回は佐土原町域小学生ソフト応援記録です。
1アウト走者なし。
当たりは右方向へのヒット→痛い出塁で1アウト走者なし。
そこで走者一掃の三塁打!
待望の点数がようやく入りました。
1アウト走者三塁となりましたが、それ以上点数を重ねることができませんでした。残念!
<四回裏>
1アウト走者なしから守備の乱れで出塁→進塁されましたが、それ以上先には進ませませんでした。
<五回表>
2アウト走者なしから四球出塁→盗塁で走者二塁になり、さらなる盗塁を図りましたが残念ながらアウトになってしまいました。

投手は12奪三振2四球1被安打(二回裏の内野ゴロは微妙ですが送球が逸れなくても内野安打だったかなと)。
春、夏の全日本大会鹿児島代表チーム相手にかなりの快挙だったかと思います。

〔二試合目〕

●福岡R(福岡県) 0-9 ◯DL

<初回>
1アウト走者なしから痛い出塁→進塁などで2アウト走者二塁。
緩めのゴロをピッチャーが落ち着いて捕球、一塁でアウトにしました。
<一回裏>
先頭打者が左中間に落ちるポテンヒットで出塁→盗塁でノーアウト走者二塁。
一二塁間を抜けるヒットで1点を入れました。
ノーアウト走者一塁→盗塁→進塁でノーアウト走者三塁のチャンス!
そこで左中間を破るHR!さらには左中間を抜けるHR!
ノーアウト走者なしから二塁打→内野ゴロで1アウト走者三塁のチャンス!
内野ゴロでしたが、三塁走者は巧みな動きで守備を翻弄、打者走者を生かしました。
1アウト走者二、三塁から四球などで2アウト走者満塁に。
やや打ち上がり気味でしたが、2アウトだったために走者たちは迷いもなくスタート!結果として走者一掃の二塁打となりました。
2アウト走者二塁。
またもやや打ち上がりましたが、結果として走者生還、打者は二塁までとなりました。
この回、打者は一巡し、8点を入れることができました。
<二回表>
先頭打者を四球出塁→送りバントなどで2アウト走者二塁。
緩い打球をファーストは迷いもなく突っ込んで掴み、打者走者にタッチしました。
<二回裏>
先頭打者が復活をアピールするかのような外野オーバーのHR!
※宮崎県のチームならこの意味を分かってくれることでしょう。
ノーアウト走者なしから四球出塁→盗塁→内野ゴロなどで2アウト走者三塁となりましたが、残念ながら残塁でした。
<三回裏>
2アウト走者なしから良い当たりでしたが、残念ながら外野にノーバウンド捕球されました。
<四回表>
1アウト走者なし。三遊間への緩い当たりでしたが、ショートが追い付きました。
結果は一塁はセーフの内野安打ですが、個人的にはよく止めてくれた!と思います。
1アウト走者一塁→進塁→送りバントで2アウト走者三塁となりましたが、しっかり抑えました。

投手はそれぞれのチームから一人ずつ登場しました。
それぞれがしっかり役目を果たし、最終回1アウトまではノーヒットノーランだったことも追記します。

佐土原町域合同チーム「Day Light」は予選二勝!
この時点で予選を1位通過したそうです。
そして、各パートから12チームが勝ち上がり、再抽選。
本来なら明日、決勝トーナメントの予定でしたが、天候の関係でそのまま続行することに。
そして抽選の結果、一回戦免除となりました。
この時点で宮崎県勢は4チーム。
合同チームですが、地元として負けられない重圧を・・・・・・・感じることもなく、選手たちはのびのびと笑顔で練習をして過ごしておりました。
そして、ベスト8が出揃った時点では宮崎県勢は3チームに。

〔準々決勝〕

●金武J(福岡県) 0-6x ◯DL

<初回>
先頭打者の当たりはやや難しいバウンドボールでしたが、ショートはしっかり合わせて捕球、一塁でアウトにしました。
<一回裏>
1アウト走者なしからセンター返し!→進塁→四球などで2アウト走者一、二塁。
残念ながら点数には繋がりませんでした。
<二回裏>
先頭打者が強めのピッチャー返しで出塁→盗塁しましたが、残念ながら刺されました。
1アウト走者なしから出塁→内野ゴロ→進塁→四球などで2アウト走者二、三塁。
綺麗なセンター返しで1点を先制しました。
さらに再び走者二、三塁となりましたが、残念ながら点数の追加することはできませんでした。
<三回裏>
1アウト走者なしからレフト前ヒットで出塁。
さらに続いた打者の当たりもレフト前へ。しかし、三塁を飛び出した走者は挟まれてしまい、ホームでタッチアウト。
しかし、打者走者は犠牲を無駄にせずしっかり三塁まで進塁しておりました。
2アウト走者三塁で内野に打ち、1点を追加しました。
<投手任せにはしない四回表>
先頭打者の当たりをしっかりショートが捕球、一塁アウトに。
続いた打者の当たりは三遊間の難しい打球でしたが、サードが捕球、流れるように一塁アウトに。
さらに次打者の当たりは打ち上がり、ショートがノーバウンド捕球しました。
ここで特筆すべきは声と状況判断。
サードも打球を追っていましたが、ショートの捕球意思を確認すると深追いせずに任せました。
接触プレーになってもおかしくない位置。声掛けと信頼は大事ですね。
<四回裏>
先頭打者がセンター返しで出塁→盗塁→四球でノーアウト走者一、二塁。
打球はセカンドへ転がり、一塁走者は二塁でフォースアウトに。
1アウト走者二、三塁。
打球は内野に転がり、三塁走者は生還しました。
再び1アウト走者二、三塁となり、右方向への見事なHR!
さらに次打者の当たりはセンター返し。
1アウト走者一塁→盗塁で1アウト走者二塁となりましたが、残念ながらそれ以上続くことができませんでした。

その後、五回裏途中でタイムアップ!
勝つことができました。
投手は五回まで投げ、9奪三振無四球無安打無失策の完全試合。
これは投手だけの功績ではなく、他守備も頑張った結果でした。
皆、頑張った!

決勝トーナメント(この時点の結果)
ベスト4が出揃い、宮崎県勢は残り1チーム。
しかし、明日の天候の関係上、これ以上今大会の継続はできないと判断されたようです。
残っていたのは県外チームばかりなのでその点も考慮されたのでしょう。
そして、残った4チームの代表がそれぞれくじを引いた結果、優勝は鹿児島県よりお越しの「田崎ソフトボールスポーツ少年団」さん、準優勝は開催地宮崎県の佐土原町域合同チーム「Day Light」となりました。
選手たちはしっかり試合で決着をつけたかったようですが、日程の都合上仕方がありません。
個人的には準決勝で当たる予定だったチームが1位、2位という不思議な現象を引き起こしていた点が気にかかりましたが、運営者が決めた以上、これらも已む無しですね。
準決勝で当たるチーム同士で勝ち負けの抽選をして、さらに決勝抽選するのかとゴニョゴニョ・・・。

さて、佐土原町域合同チーム「Day Light」は準優勝となりました。
負け惜しみを含めた言葉を送ります。

無敗無失点での準優勝!
おめでとう!!
結果として抽選負けてしまった部分は
当ブログでもお馴染みの状況というような気がしないでもありませんが。

このドリームチームは今大会のみのために結成されたチーム。
大会が終われば、またそれぞれのチームに戻ります。
この快挙も一夜の夢のようなものではありますが、卒団を前にした六年生たちの中に「思い出」という記憶だけではなく、結果をしっかり残せたのは本当に良かったと思います。
十分、胸を張れる成績でした。
お誘いくださった「広瀬西ソフトボールスポーツ少年団」さん、本当にありがとうございます。
団員たちも大変楽しかったようです。
今回のことがお互い、さらなる未来の夢へと繋げるための励みとなってくれることを期待します。
そして同時に、彼、彼女らの交流が今回限りではないことも信じたいですね。

最後になりましたが、大会、各チームの関係者の方々は朝早く、冷たい風の中、試合会場づくりから本当にお疲れさまでした。
また県外よりお越しのチームにおかれましても貴重な経験をさせていただき感謝しております。
本日は身体を温めてゆっくりお休みください。
本当にありがとうございました。

2 件のコメント:

makoto さんのコメント...

福岡RAYSの齊田です。

ゆっくりお酒を飲みながら拝見しました!
すごいブログです。私もこのような記載が
できると皆が喜ぶだろうな~と思いました。

ドリームチーム強すぎです。
是非、福岡にいらっしゃる際はお声がけ下さい。
一緒に素振りやりましょう!

ふたこぶらくだ さんのコメント...

福岡RAYSの齊田様。
コメント、ありがとうございます。
なかなかまとまりのない文章ではありますが、お褒めいただき感謝です。

広瀬北が福岡に行く際は宜しくお願い致しますね。