2015年5月21日木曜日

今宵の月のように

練習後にスクワットをするために並んだ団員たちは、何故だか弧を描いておりました。
整列時までこのままだったらどうしようかと心配しましたが、ちゃんと「整列」の声でまっすぐに並び直したのでほっとしたのはここだけの話。
本日は全員揃っての練習だったので、なかなか横の相手との距離をつかむことが難しいのでしょうね。

今日の監督の言葉
「勢いよく前に出る」
「課題を持って練習に取り組む」
「どの球を打つか考えて打席に立つ」
「何も考えずに振り回すだけは結果が出ない」
「キャッチボールが基本」

ソフトボールや野球に慣れて、ある程度自信がついた子ほどキャッチボールを軽視する傾向があります。
それは、自分にも覚えがあるのであまり偉そうなことは言えないのですが、その時点で成長が緩やかになってしまいます。
確かに始めから激しく投げるのは肩や肘を壊しかねないのでお勧めできませんが、ボールを受ける側には肘や肩の負担を意識することはそこまでないはずです。
加えて、緩やかにボールを投げるときこそ、コントロールを慎重にする心の余裕があると思います。
八割(10球のうち8球ぐらい)は胸元へ、残り二割は相手が身体を動かさずに手が届く範囲へ狙って投げれるように心がけてみてください。
軽く投げる肩慣らしの段階で、相手の背中を見ることがあるのは、相手の捕り方より、自分の投げ方に問題がある可能性が高いです。
キャッチボールで暴投しやすいのなら、キャッチボールから暴投をしないように意識しましょう。
尚、相手が後ろに逸らしてしまうのは、「相手の捕り方に問題がある!」と思うのなら、それは黄色信号です。
相手の身体の広い部分に当たる位置に投げれていない自分の方にも原因がないとは言えません。
原因は自分の方にあると考えることも技術の向上には必要なことです。
外から見ても文句のつけようがない「究極のキャッチボール」を目指して頑張ってくださいね。
因みに、誰が見ても文句のつけようがないキャッチボールと言うのはプロでも難しいらしいです。
常に上を目指し続けるプロの選手たちは、現状に満足することがなく、自分に対する厳しい目も持っているためでしょうね。
広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の団員たちもこのままではいないはず。
常に自分に厳しさを持って頑張ってください!

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