2017年7月30日日曜日

古く遡れば日向神話

宮崎県日向市の美々津には神武天皇による「お舟出の地」としての伝説が残っている場所があります。
それが本日7月30日(日)に日向市お倉ヶ浜総合公園にて行われた「第20回日向お舟出九州少年親善ソフトボール大会」の名前の元となっていると思われます。
さて、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の結果はどうなったでしょうか?

〔準々決勝〕

◯広瀬北 5-2 ●若鷲

初回:1アウト走者なしからポテンヒットで出塁→外野へのヒット→進塁&四球で1アウト走者満塁の大チャンス!
残念ながら、素直な打球だったためにホームでフォースアウト&一塁もアウトのダブルプレーに・・・。
一回裏:先頭打者がヒットで出塁。しかし次打者の打球はファーストがファウルボールをノーバウンド捕球&飛び出していた走者も一塁でアウトにするダブルプレーに。
その後、2アウト走者一、二塁になり、難しい打球が飛びましたが、ライトが追い付き、ノーバウンド捕球!さらに手をあげて捕球アピールまでしました。
二回表:先頭打者が痛い出塁→綺麗な送りバント→盗塁→進塁で先取点!さらに四球出塁→送りバント→進塁→進塁で1点を追加しました。
二回裏:1アウト走者なしで難しい当たりでしたが、ショートがノーバウンド捕球!
その後、2アウト走者一塁となりましたが、ファーストがしっかり捕球、自分でアウトにしました。
三回表:先頭打者が四球出塁→外野への当たり→送りバントで1アウト走者二、三塁のチャンス!打球は外野へ上がり、犠牲フライで1点を追加しました。
三回裏:先頭打者も難しい当たりにピッチャーが見事に反応、一塁でアウトにしました。
1アウト走者なしから痛い出塁→守備の乱れ→セカンドゴロで2アウト走者二、三塁。
打球はピッチャーに転がり、近くの三塁走者に手を伸ばしましたが残念ながら避けられ、ホームイン。さらに打者走者が一塁を蹴って走ったのに反応し、二塁へ投げた間に二塁走者までがホームインすることに。・・・アウトカウント、大事ですね。
五回表:1アウト走者一塁から文句なしのHRが出ました。
その後、1アウト走者一塁→内野ゴロで2アウト走者二塁。絶妙なバントで走者が一塁セーフ!その間、二塁走者が三塁を蹴りホームに向かいましたが、惜しくもアウトでした。
しかし、個人的には思い切った良い走塁だったと思います!次回はセーフだ!
五回裏:1アウト走者一塁。打球はピッチャーに転がり、二塁でフォースアウト!
しかし、ダブルプレーを狙ったショートの送球がファーストを越えてしまい・・・フェンスに当たって跳ね返りました。通常ならば場外だった送球は、戻り二塁へ投げてタッチアウト!
・・・・・・・・・運が良かったです。

〔準決勝〕

●黒崎中央 0-1 ◯広瀬北

本日まで残っていた県外チームは福岡県北九州市よりお越しの「黒崎中央クラブスポーツ少年団」さんだけでした。
一回裏:2アウト走者なしから綺麗なセンター返し→四球で走者一、二塁になりましたが、残念ながら後一本が出ませんでした。
二回裏:先頭打者がヒットで出塁→しかし、内野ゴロでフォースアウトに。
1アウト走者一塁に変わり、見事な送りバントで2アウト走者二塁となりましたが、またも後一本が出ず。
三回表:相手の構えを見抜き、「バント!」と声掛けをしたキャッチャーとそれに反応した内野たちの動きは練習の成果だと思いました。
三回裏:2アウトから四球出塁→外野へのヒットで走者は三塁まで走り、送球中に打者も二塁まで。
次打者の打球は良かったのですが、後もう一歩でした。
五回表:2アウト走者なし。転がった打球をキャッチャーが捕球、少し逸れ気味の送球を一塁に入ったセカンドも身体を伸ばしてベースから足を離さずに捕球してアウトにしました。ファインプレーだったと思います!
五回裏:2アウトから外野へのヒットで出塁→四球で走者一、二塁となりましたが、点数には繋がりませんでした。残念!
試合が動いたのは六回裏:先頭打者がファウル後に外野オーバーのHRで待望の1点!
次打者はファウルで粘り、面白いところに打ちましたがショートにノーバウンド捕球されました。
さらに続く打者はバントの構えから意表を突いたプッシュバント!惜しくも内野正面でしたが、綺麗でした。
最後まで油断できない七回表:1アウト走者なしからレフト線を抜かれるHR!?・・・場外になり、二塁打に。
・・・・・・・・・運が良かったです。
その後、2アウト走者三塁となりましたが、サードが落ち着いて捕球、丁寧に送球して試合終了しました。
投手は11奪三振無四球。最終回で二塁打を放たれるまでは完全試合でした。お見事!
打者22人に対し、投球数も80球未満と少なく、捕手のリードも良かったのだなと思いました。

〔決勝戦〕

△小戸第二RS 1-1 △広瀬北

決勝で待っていたのは、先日、鹿児島県で行われた「第19回西日本小学生ソフトボール大会」三位のチーム「小戸第二レッドソックスポーツ少年団」さんでした。
一回裏:1アウト走者なし。良いプッシュバントでしたが、残念ながら後一歩でした。
二回裏:先頭打者が痛い出塁→右方向への内野ゴロで走者は三塁まで走りました。
1アウト走者三塁のチャンス!点数には繋がらず、本当に残念でした。
三回表:先頭打者が内野を抜くヒットで出塁→四球でノーアウト走者一、二塁。
投手が凄い!三者連続三振としました!
四回裏:先頭打者が四球出塁→外野へのヒット→内野ゴロで1アウト走者二、三塁のチャンス!見事なスクイズで1点を先制!!
さらに1アウト走者二、三塁。そこから流れに乗り切れなかったことが本当に残念でした。
五回表:先頭打者の一二塁間の当たりにファーストが見事に反応、捕球して一塁でアウトにしました。
2アウト走者なし。外野への当たりを見事にセンターがノーバウンド捕球しました。
七回表:先頭打者のバントに反応が間に合わずノーアウト走者一塁→盗塁。
1アウト走者二塁となり、カウントはノーボール2ストライク。やはり、勝負の三盗をしかけてきましたが反応できませんでした。
2アウト走者三塁と変わり・・・・・・・・・・そこでワイルドな投球、1点を奪われました。
次の投球で内野ゴロに打ち取った未来を知った今。本当に悔やまれます。
七回裏で点数を取ることができなかったので、そのまま判定戦に入りました。

〔決勝戦(判定戦)〕

◯小戸第二RS 2-1 ●広瀬北

判定戦一回目表:先頭打者からいきなり進塁。1アウト走者三塁の大ピンチから、左中間の二塁打で1点を入れられました。
さらに1アウト走者二塁。フルカウントから難しい位置に飛んだファウルボールをファーストが反応、ノーバウンド捕球しました!
1点を追う判定戦一回目裏:サインはバントエンドランだったのでしょう。ボール球にバットを持って食らいつく打者、結果はストライク。飛び出していた走者は慌てて二塁へ戻り・・・そこで「小戸第二レッドソックススポーツ少年団」さんにしてはかなり珍しいと思われる守備の乱れがあり、結果として走者がホームインすることに。
しかし、その後が塁に出ることもできなかったことが勿体なかったです。
判定戦二回目表:先頭打者は何もせずに走者はホームイン。しかし、その後はきっちりと抑えました。
判定戦二回目裏:1アウト走者二塁。打席に立つはこの試合ヒットも出ている四番打者!
・・・・・・・・・・・・故意四球。はい、私が監督でもそうすると思います。勝負ですから。
そして、響いた快音!しかし・・・当たりが良すぎてライトがノーバウンド捕球、飛び出していた走者もアウトのダブルプレーに。
「この試合、右方向の面白い当たりばかりだったからライトが警戒して前進していたかな」とはそれを見ていた打者の母親の言葉です。お察しください。

負けました。
最終回の2アウトまで勝っていた試合。
最後まで諦めず、ガムシャラに点数をもぎ取りにいく姿勢は本当に見習いたいものです。
さて、恒例の(?)負け惜しみの時間。
投手は七回まで17奪三振!2四球1死球3被安打。
判定戦では4奪三振無四球1被安打。
総計で21奪三振2四球1死球4被安打。
奪三振数が全てではなく、失投しないことも大事なのは分かっています。
それでも西日本大会3位相手にそれだけの記録を打ち立てた投手は胸を張っても良いと個人的には思うのです。
それだけに・・・やはり、打者たちは投手を助けて欲しいと願います。
七回まで8三振2四球1死球1安打。
判定戦で1三振無四球無安打でした。
攻撃のチャンスは何度もあったので、流れに上手く乗ることができるようになれると良いですね。

かなり悔しい思いはしましたが、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団、準優勝です!
下を向かずに胸を張ってください!
次は勝てる!

大会の関係者の方々、暑い中での運営、本当にありがとうございました。
そして、他チームの選手並びに関係者の方々も熱中症になりそうな環境の中、お疲れさまでした。
後は、ゆっくり休んでください。

本日福岡市で行われていた「第35回全九州小学生男女ソフトボール大会」。
「宮崎大塚フレンズスポーツ少年団」さんは3位だったようです。
タイブレークの末だったとのこと。
同じように暑く、熱かったことでしょう。
本当にお疲れさまでした。
さらに手強くなって宮崎県に帰ってくるのは間違いないと思うので、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団も明日からの練習、負けずに頑張りましょうね!

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