2015年9月14日月曜日

一日遅れて

9月13日(日)にKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園にて行われた「イオンモール宮崎カップ第24回UMK小学生ソフトボールチャンピオン大会」決勝トーナメントの広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の結果をどうぞ!(一息で読めたら拍手!)

【準々決勝】

●ヤマト 0-3 ○広瀬北

ツーストライクからでも積極的にバントを行ってくるチームでした。「ツーストライクだからバントがない」と言うことができず、バントを常に警戒しておかなければいけないというのはなかなかないことですね。貴重な経験をさせていただいたと思います。
一回裏、先頭打者がライト前で出塁し、盗塁で進塁、四番打者のレフトへの当たりで生還しました。
その後、ツーアウト二、三塁から2人とも生還。
点数に繋がったのは残念ながらこの回だけでした。
二回裏は九番打者が四球で出塁し、二盗、三盗まで決めてくれたのに還せず。
四回裏、バントヒットで出塁した八番打者を送るなどして三塁まで進めたのに還せず。
五回裏、この試合一番の当たりでしたが、レフトライナーに。
ホームが遠かったです。
そして、ほとんどの打球がセカンド、サード、ショートで処理されていました。
「引き付けて打つ」という点が毎回の課題だと思います。
守備では、二回裏の失策と二回ほど振り逃げ成功があるのでノーヒットノーランです。
投手は振り逃げ、スリーバント失敗を含めて14奪三振、無四球でした。
二回裏、失策がらみでツーアウト二塁の場面でのバントをキャッチャーが慌てず処理したところが良かったです。
どちらのチームも共通して言えるのは、打ち上げたらほぼアウトということでした。

【準決勝】

○広瀬北 6-0 ●大淀L

五月に練習試合をさせていただいて以来、久し振りの対戦となります、「大淀ライオンズスポーツ少年団」さん。
初回から爆発しました。
打線ではなく、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団自慢の走塁が!
四球から出塁した先頭打者→送りバント→三番打者がセンターに→ホームへ生還→その間打者は三塁まで→セカンドへの打球→一塁へ投げた隙に三塁走者ホームまで。
二回表、八番打者がライト前、九番打者がセンター前、一番打者がレフトへと連続で外野にボールが飛びました。
三回表、出塁した五番打者。六番打者が打ったショートからファーストへの送球ミスの隙に三塁までダッシュ!点数に繋がりませんでしたが、この走塁がこの試合一番だったと個人的に思っています。
六回表、六番打者が面白いところへ打球を飛ばし→盗塁→後逸で三塁へ。そして九番打者がショートへの内野安打で走者生還。この試合、この九番打者は三打数三安打です。
七回表、ここでも隙を見て走る広瀬北ソフトボールスポーツ少年団。特に七番打者のセンターへの当たりを二塁走者がホームを狙い、その間に打者は三塁まで行くという走塁も見事でした。
守備は、投手が10奪三振、無四球の見事なピッチング。
三回裏に入る時に広瀬北ソフトボールスポーツ少年団側にちょっとした珍事が発生。それで投手の肩の力も抜けたのか二者三振。
そして同じ三回裏、キャッチャーが良いバント処理をしてくれています。
四回裏、ちょっと浮き気味の送球をファーストが伸びて捕球。隠れた好プレイです。
五回裏、魅せ場尽くしでした。先頭打者の強めの打球をファーストは身体を張ってしっかり止め、自分でアウトに。強い打球だったので抜ければ長打だったと思います。
次打者がセンター返し、そこへ走りこむセンターは迷いなくファーストへ送球、アウトに。日頃の練習の成果をしっかりと発揮してくれました。
次々打者、飛んだ方向が難しい当たりをセカンドがノーバウンド捕球、チェンジに。
毎度の奪三振数から投手ばかりが注目されてもおかしくないチームですが、守備全体が良いからこその投手の好投だと思います。
守備が良いと投手も遠慮なく思いっきり投げることができますからね。
七回裏、暴投気味の送球をファーストがしっかりキャッチ。ジャンプしたため判定はセーフでしたが、逸れていたら二塁まで進んでもおかしくなかったです。これはファーストの好プレイだったと思います。
そして・・・・・・・、キャッチャーからの牽制タッチアウト。見事な流れでした。

【決勝戦】

○広瀬北 4-1 ●小松台S

準決勝「四本松ソフトボール子供会」さんとの熱戦、数回のタイブレークを制して上がってきたのは「小松台スピリッツスポーツ少年団」さんでした。
初回からガツン!といきました。先頭打者がいきなりの三塁打。三番打者がセンター前に力強く叩き付けるバッティング。そして、四番打者がHR!
ここで特筆したいのは三塁打でもHRでもなく、三番打者の叩き付けです。走者三塁で最も大事なのは走者を必ず生還させること。外野の頭越えを狙った打ち方では外野ライナーで点数にならないどころか最悪、当たりの良さに飛び出してしまった走者も道連れにしかねません。大きな当たりを狙わず、確実に点数を取りにいった見事なバッティングでした。
三回表、左中間への大きな当たりでしたがセンターがノーバウンド捕球。当たりは良かったですが、残念!続く打者たちも相手ショートがお上手でした。
五回表、先頭打者の当たりは良かったですが、サードライナーをノーバウンド捕球されてしまいました。二番打者のピッチャーライナーも相手を褒めるしかなかったです。
六回表、センター前で出た三番打者。後逸の隙を狙って二塁を蹴って三塁へ。これが悪送球となり、そのまま生還。良い判断力と思い切りが生んだ好走塁でした。後逸で二塁を蹴ると言うのはなかなかできません。安全に進塁したいですから。ただ思わぬプレイ(自分の発想外にあること)をされると人間慌ててしまいます。その結果だったのかなと感じました。
守備では投手が12奪三振、無四球でした。この試合、かなり安定していて、3ボールもないほどの素晴らしい投球でした。
二回裏、先頭打者の強めのライナーをサードが落ち着いてノーバウンド捕球。続く打者のライナーもショートがノーバウンド捕球。そして続いた打者のファウルボールをサードがかなり追いかけてノーバウンド捕球!ボールに対する反応と諦めずにおいかけた点が素晴らしかったです!
三回裏、先頭打者をレフト前ヒットで出してしまい、失策もからんでツーアウト満塁のピンチをピッチャーが三球三振!凌いでくれました。
六回裏に珍事発生。セカンドベースに近い当たりをセカンドが滑り込みながら捕球しようとして・・・、足のどこかに当たって打球が方向転換。ボールは外野を抜けていき、HRに。
それだけ強い打球だったということでしょうし、一生懸命にボールを追いかけた結果です。これは仕方ありません。個人的に諦めてセンターに任せてしまうより、難しい打球を懸命に取ろうとしたセカンドのガッツは褒めて良いと思います。次回、同じ打球が来たなら今度は彼なら捕ってくれることでしょう!
七回裏、最後は投手が落ち着いてノーバウンドキャッチ。最後の一球はいろいろなことが頭を回ってしまうことが多いので、緊張したと思います。

上記の結果から、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団が「イオンモール宮崎カップ第24回UMK小学生ソフトボールチャンピオン大会」を優勝しました!
この大会において、「広瀬北スポーツ少年団から始まり広瀬北ソフトボールスポーツ少年団に至るまで準優勝は何度かありますが、優勝は初の快挙です!
準優勝で涙を飲んだ一昨年、準決勝にてタイブレーク四回の果てに敗れた昨年を見てきた団員たちが見事に先輩たちの無念を晴らしてくれました。
しかもこの大会中の総合得点30、失点1。胸を張れる成績でした。
尚、今大会のその他の結果については、宮崎市ソフトボール協会ブログにて掲載されていますのでご覧ください。現時点では広瀬北ソフトボールスポーツ少年団がいたC球場での予選結果は何故かありませんが、下の写真で分かります。

その後・・・・・・・・・テレビカメラを前に小学生らしい反応を見せる広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の団員たちの姿がありましたとさ。

さて、宮崎県での大きな大会を制し、六年生たちは今まで以上に自信を持ったことでしょう。
後は十月のゼビオカップ、十二月の宮日ジュニア大会が宮崎県での大きな大会です。
そちらもこの勢いで制することができれば最高ですね。
但し、油断はできません。
確かに失点は少ないですが、それも簡単なことではなかったことは当人たちが一番良く理解してくれていると思っています。
どのチームも練習しているのです。今まで以上に負けないよう練習に取り組んでくださいね。

昨日の監督の言葉
「勝つと言うのは非常に難しい」
「ピッチャーが安定しないと勝てない」
「負けると苦労が報われない」
「自分の問題は自分で対処していくしかない」
「五年生以下はよほど頑張る必要がある」
「何をしなければならないのかを自分で考える」
「だらだらやったって意味がない」
必ず宿題をする!

今週末から来週にかけて連休があります。
その間、大会もいくつかありますが、宿題もあることでしょう。
頑張っていただきたいと思います。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

このブログを説んで再現Vを見てる様によみがえってきました。

ありがとうございます
楽しみにしてます

ふたこぶらくだ さんのコメント...

コメントありがとうございます。

長々とした文章で申し訳なく思いつつ、楽しみにしていると書いてくださってありがとうございます。
これからも頑張らせていただきますね。